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忍び逢い【忍たま/短編集】

第4章 土井半助の場合。





『…』


黙り込んでしまった尾形に土井半助は、ハッとしてすぐに謝った。


「す、すまない。ちょっと酔いが回っていたらしい。
このことは忘…」

『…お酒のせいにしないでよ』


声を被せるように言うと尾形は軽く土井半助を殴った。
突然の出来事に土井半助は困惑を隠せない。


『あの日なんで私が振ったか分かる?』

「私のことが恋愛的な目で見れないからじゃ…」

『あなたを失うのが怖くてあの時は振ったの』


また突然のカミングアウトに土井半助は困惑と驚きに苛まれた。




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