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忍び逢い【忍たま/短編集】

第1章 山田利吉の場合。






「私が変装してここに紛れるから、利吉はここを…」

「それよりもこちらにいた方が…」


思ったより作戦を練っていて時間がたっていた。
沢山意見を言ったせいか少し喉がかわいてくる。


そんな時、襖が飽き『失礼します』とか細い声が聞こえた。


『粗茶お持ちしました』


顔を上げるとそこには利吉と同じくらいの年齢の女性が居た。
城主は「ご苦労、下がって良い」と伝えるとチラッと利吉をみて少し頭を下げた。




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