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忍び逢い【忍たま/短編集】

第1章 山田利吉の場合。





家を出て数時間後、やっと着いた任務先は治安が悪く歩く度にヤカラが利吉を睨みつけていた。

村の大きな城に着くと、見張りの忍者たちが利吉の元へ来た。


「誰だ。ここは関係者以外立ち入り禁止だ」

「…はいこれ」


紙を見せると忍者達はすんなり中に入れてくれた。
城の中はやはり広く使用人も多い。
利吉が城へはいると後ろをコソッと先程の忍者達が着いてきている。

城主のところへ着くと利吉は膝をつき挨拶をした。


「貴様が山田利吉か」

「はい、この度依頼を受けてまいりました」

「遠いところからご苦労だった。」


城主は任務の内容を利吉に伝える。
今回の任務は、戦の相手である城主に毒を盛るという内容だった。
利吉は毒を受け取り作戦会議を開いた。




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