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忍び逢い【忍たま/短編集】
第3章 摂津のきり丸の場合。
中にはきり丸と同じくらいのお金が入っていた。
尾形もきり丸と一緒で毎日1人で働いていた。
2人は大きな声で笑い、お互いに貰った袋を受け取った。
『次はいつ会えるかな』
「…いつだろうな。もうすぐ実習だけど忍者を目指してるからいつ死ぬかは分からない。」
『きり丸が死んだら私1人ぼっちになっちゃう』
「ほらこれ」
きり丸は尾形に四つ葉のクローバーのしおりを渡した。
尾形は驚いたが、また笑顔に戻り嬉しそうにしおりを飾っていた。
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