• テキストサイズ

忍び逢い【忍たま/短編集】

第3章 摂津のきり丸の場合。





久々に会った尾形はとても大人びていてまるで16歳とは思えないほど美しくなっていた。

久しぶりの会話に2人は話が尽きない。
2年前におじさんとおばさんが引っ越して、尾形は残ったこと。
家賃は自分で働いて払っていること。得意料理はお雑煮。


忍術学園のことは詳しく話せないため、きり丸は聞いてばかりだった。


『それ、お酒?』

「うん。一緒に飲もうかと思って」


きり丸が帰る時に買ってきた日本酒を開けた。
2人で乾杯して飲む。
尾形は少し苦そうな顔をしていた。




/ 110ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp