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忍び逢い【忍たま/短編集】
第3章 摂津のきり丸の場合。
久々に見る街は相変わらず変わっておらず、出店も昔のままであった。
7年前の記憶をたどって、尾形が住んでいる所へ行く。
ガヤガヤと雑音が聞こえる中、7年前に毎日聞いてきた声が聞こえた。
「尾形…」
『え?きり丸、、、?』
尾形は持っていた荷物を友達に預けると全力で走ってきり丸に抱きついた。
『もう私のこと忘れてるかと思った。おかえり!』
「忘れるわけないさ。ただいま」
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