第3章 摂津のきり丸の場合。
きり丸が話終わると、乱太郎としんベヱはまだ不服そうな顔できり丸を見ていた。
「なんだよ。嘘偽りない話だけど」
「そうじゃなくて、会ってないの?」
「え?」
「尾形ちゃんって子に会ってないの?」
きり丸が頷くと2人はもー!!!!と叫び立ち上がった。
きり丸の腕を引っ張って小松田さんの所へ行くと手続きをして忍術学園から出した。
「きりちゃん!!ちゃんと会ってきて!!」
「そうだよ!!待ってるよ!!」
「え?宿題は…」
「そんなことより優先することがあるでしょ!」
何がなんでも入れてくれない2人に折れ忍術学園を離れて尾形の元へ向かった。