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忍び逢い【忍たま/短編集】

第3章 摂津のきり丸の場合。






ボーボーと目の前で炎が燃え盛る。
耳を塞ぎたくなるくらいの悲鳴と、建物が崩れる音。

きり丸はボーッと焼けていく自分の家を見ていた。
中には両親もいる。助けたいがもう足の踏み場がない。

何より…




足がすくんで動こうとしない。





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