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忍び逢い【忍たま/短編集】

第2章 善法寺伊作の場合。





泥は着いてないのにいつもの癖でパンパンと伊作の服を払う。
伊作は未だに口をわなわなさせながら見つめる。


『まぁ忍びの三禁があるし、無理にとは言わな___』

「いいよ、その時は僕が君のハジメテを貰う」

『…ん?』


急に男の顔になった伊作に今度は尾形が驚き戸惑う。
伊作は深呼吸をして尾形を再び真っ直ぐ向いた。


「その…す、す」

「伊作せんぱーーーい!!!保健委員の話で包帯がー…え?」

「あー!」

乱太郎が急に入ってきて2人は慌てて距離を置くと同時に伊作が再び石鹸を踏んでしまい滑ってコケてしまう。


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