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忍び逢い【忍たま/短編集】
第2章 善法寺伊作の場合。
尾形が、『あ、そろそろ行かなくちゃ』と言うと伊作は送るよと言って学園長の所まで共に行く。
軽い世間話をしながら行くと、たまたま学園長が2人の前を通った。
『あ、学園長先生』
「おぉ、尾形。待っておったぞ。
今回の実習の色の事だが…」
「色?」
『学園長先生。ここではなんですし職員室に入ってから…』
「それもそうじゃの。なんだ、伊作もいたのか。どうしたんじゃ?」
「あ、いえ…」
ふたりの会話に着いていけず伊作が困惑していると尾形はお礼だけ伝え伊作のそばを離れた。
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