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忍び逢い【忍たま/短編集】

第2章 善法寺伊作の場合。





2人で伊作を立たせると、伊作は照れくさそうにお礼を言った。
パンパンと伊作の忍服に着いた泥を払うと伊作は尾形に知恵の輪を見せた。


『なにこれ』

「知恵の輪だよ!!なかなか解けなくて…」

『知恵の輪は見たらわかるけど。宿題?』

「そうなんだよ。僕と留三郎はこういうの苦手だから…」

「おい!俺はもうすぐ出来そうなんだよ!!!」


留三郎の知恵の輪を見れば、伊作と変わらず終わりそうな雰囲気ではない。
尾形はそれを見て苦笑いをした。


ちなみに尾形は知恵の輪が大の得意である。

『あ、これこのままじゃ解けないよ』

「「えっ」」



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