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忍び逢い【忍たま/短編集】

第1章 山田利吉の場合。





それからまた日がたち、利吉達が勝利したという情報が入った。
尾形は腕を上げて喜んで利吉の帰りを待った。

2時間もすれば利吉たちが見えて来ていてもたってもいられなくなり利吉の方へ走っていき抱きしめた。


城主は喜びの顔から鬼の形相に変わり利吉達に刀を向けていた。

そんなこともお構い無しに『おかえり!』と言うと「ただいま」と優しい声が聞こえた。


そのまま利吉は尾形を抱えて逃げるように、城主から先に貰った金銭と一緒に自分の家に戻って行った。



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