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パパはラジオスター(ハズビンホテル)

第7章 第六章


パパとルイル、凄く楽しそうに話してる!

邪魔するといけないから、さっき貰った本でも読んでようっと!




「……ゴレア、よくあの状況で本なんて読めるな」

「二人ともゴレアの事が大好きなのね!微笑ましくていいわね!」

「いや、それはそうだけど……それ以上の問題があると思う」

「……悪化する前に逃げる用意をしておけ」

「ゴレアいいこ!あの子悪い子?」

「あの、あのままにしておいていいんでしょうか……?どんどん険悪になってますけど」

「……じゃあアンタ、あの間に割って入れんの?オレはパスだね!」


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「そろそろ次の配達があるから帰るね」

「ルイル、今日は来てくれてありがとう。本当に嬉しかった!」

「僕もだよゴレア、また会いに来るからそれまでに読みたい本を手紙に書いて送ってよ。父さんに頼んでこっちの地域の配達担当にしてもらったんだ。ゴレアが言ってくれればすぐに届けるからさ」

「そうなの?じゃあまたすぐ会えるね!手紙沢山書くからルイルもいっぱい遊びに来てね!」






ルイルとの時間はあっという間に過ぎた。

ちょっぴり寂しいなって思ってたら、パパが察してくれたのかギュッと抱きしめてくれた。

パパに抱きしめられると安心する……ありがとうパパ!





「ルイル、気を付けてね!お父さんにもよろしく言っておいて!」

「うん、みんなにもこのホテルの事宣伝しておくよ。実はあんまりいい噂を聞かないから心配だったんだ……でも来てわかったけど、ここはとてもいいホテルだね」

「ルイル……ありがとう!チャーリーお姉ちゃんもきっと喜ぶよ!」
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