第1章 【裏】新妻への躾
「変になりそうか?
じゃあもっともっとセめるまでだな」
必要とあらば拷問すらも厭わない調査兵団の兵長であるリヴァイは、人の神経の位置など、人体に詳しい。
どこをどうすれば人が痛みを感じるかに詳しいということは、
どうすれば快感を得られるのか、にも詳しいということだ。
レイの最奥に隠された突起に、舌をいやらしく這わせ少し強く吸ったり、優しく円を描くように優しく撫でたりする。
その下のひだも丁寧に指で広げ、なぞるようにその舌を這わせる。
レイは次々に襲ってくる快感の波にどう対処したら良いのかわからず、
「はぁ…んんっ
いや…り…リヴァ…ぃ」
声にならない声で啼いている。
気持ちよさの波に襲われながら何か言いたげなレイに尋ねる。
「どうしたレイ…」
いつも兵団の中ではひと言発すればなにかと恐れられるリヴァイは、精一杯の愛を込めてレイの呼びかけに反応する。
反応しながら、口の周りについたレイの愛液を自分の舌でペロリと舐めてから自らの袖で拭った。
従来、自分の欲を吐き出すためだけに抱いてきた過去女との行為の際は
女の体液が付くたびに、早くコトを追えてシャワーを浴びたい…とそんなことばかり感じてきたリヴァイの行動とは思えない。
「は…恥…恥ずかしいよぉ…」
無駄だと分かっていながらも、必死で(今更)胸を腕で隠して細い声を出すレイ。