第1章 【裏】新妻への躾
実際、リヴァイもレイと結婚してからというもの驚き続きだった。
今まで自分自身も、欲を吐き出すためだけに抱いてきた女も、風呂で丁寧に洗い流してからでないと汚らわしいと感じていた。
体のにおいなんてもってのほかだ。
女のソコを舐めるなんて絶対にリヴァイの美学からすればとありえない行為であった。
石鹸の匂いで包まれた女でないと、絶対に抱くなど不可能だったし、行為の途中で女から汗や体臭が出てきたのを見て萎え、泣かれたこともあった。
もちろんなぐさめることなど無く、
「めんどくせぇ‥」
と言い残すとさっさとその場から退散していた。
とにもかくにも非情な男だったのだ。
それがレイを初めて抱いた夜、
少しずつほぐれたレイのソコから流れ出てきた透明な体液を見て、全部舐め取ってしまいたい衝動に駆られた。
「いや、レイは初めてなんだ。
これで全部舐めちまったら余計レイが痛がるだろう」
と自分自身を正論で戒めたリヴァイ。
汗ばむレイを見て、美しいと感じ
レイが体の奥底から放つ、とろけるような甘い香りをずっと嗅いでいたいと思った。
そんなリヴァイの変化などつゆ知らず、
「一日お出かけしてたから、におったらやだ…」
などと目の前で抵抗しているレイ。
「心配させた罰だ」
リヴァイはそう囁くと、大きく足を開かせた。
桜貝のようなレイのアソコがあらわになる。
何度見ても綺麗だ…。