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*名探偵コナン* 花になって *降谷 零*

第3章 *File.3*(R18)


「随分と印象が変わる」
「そう、かな?」
「自分の容姿には、あまり興味が無いのか?」
「私は童顔で、格段可愛いわけでも美人なわけでもないし、背も低いし、スタイルも普通。唯一、髪の色だけは気に入ってるかな」
「もしかしなくても、このライトブラウンは天然なのか?」
「うん。よく聞かれるけど、生まれて一度も髪の色を染めたことは無いの」
「自分のことには無頓着だな。雪乃はスタイルもいいし、十分可愛いよ」
「お、お世辞はいいデス」
「本当のことだ。まあ、身長は確かに平均よりかなり低い方だが」

容姿に関しては、不思議なぐらい自己評価が低い。
自分が基準としている、女性の可愛いや美人のレベルが人より高いのか?

「デスよねー」
「だが、それも雪乃の魅力の一つだ」
「ありがと?」
「ああ。そろそろ限界だ、もう止められない」
「んっ」

返事を待たずに重ねた唇。
想いが重なると、こんなにも違う。
心が満たされて、触れ合う唇が、素肌が素直に気持ちがいい。
その事実に、ただ驚く。
キミには驚かされてばかりだ。
今まで知らなかった自分を、改めて知らされて。
雪乃への想いが溢れ出してただ、止まらない。

「…ッん、っぁ…っ」
「声が聞きたい」
「……隣に、聞こえ、ちゃう」

胸元で顔を上げれば、ゆるゆると力なげに首を振る。

「悪い、そういうことか」

それでさっきから、声を押さえ込んでいたのか。
なるべく気を付けると言う意味を含めて、ポンと髪を撫でた。

「…なん、で?」

コレを持ってるのか?

「オトコのマナーだろ。まさかコレを本当に使う日が来るとは、思ってもみなかったよ」

今回に限り、こういうことがあればいいと考えてしまったのは、オトコとして仕方がないだろ?
脱ぎ掛けていた服をその場に脱ぎ捨てスキンを装着すると、まだくたりとしたままの雪乃の脚を開いてその間に割って入る。

「!」
「手加減は出来そうにない」
「えっ?」
「覚悟してくれ」
「んーっ!」

言うなり唇を塞いで、既に限界まで膨張した自身を雪乃のナカを一気に貫けば、ぐちゅんといやらしい音を立てて奥へと辿り着く。


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