第3章 新しい仲間、お友達!委員会活動!
【荼毘side】
学校に向かって歩いていると前の方で栗色のふわふわの綺麗な髪を揺らして歩く俺のお気に入りの天使を見つける。
「…でっけェーあくび。」
少し歩く速さをはやめての隣に追いつくと、片手で口を抑えるもでっかい欠伸をするに小さく笑いながら声を掛ける。
『ぁっ…荼毘先輩!おはようございます!』
「…はよ。なんだ…寝不足か、?」
ニコッと笑って朝の挨拶をする今日も可愛いだが、薄っすらと大きなくりっとした可愛い目の下には隈が出来ていて…。
それに気づくと、そっと指でなぞりながら顔を覗き込む。
『いぇ…っ、少し考え事を…///』
俺の言葉に急にボン!…と顔を赤らめて俯く。
そしてセーラー服からチラ…と覗く白くて綺麗な首筋には絆創膏が貼られている。
「…ふーん。まァ…あんま考えすぎンなよ。」
…何だあの絆創膏。死柄木…か?
でもアイツがコイツの事をすげー大事にしている事は知ってる。
じゃあ何だ…?ただの怪我か?そんなトコロに?
まァ…いい。後で確認すれば良い話だ…。
纏まらねェ俺の思考を落ち着かせるようにの頭をポンポン、と優しく撫でられながら学校まで一緒に登校する。
「…そーいえばお前、
委員会何にするか決めたか?」
『いぇ…特に何もまだ決めてないです。』
「だよなァ…かったりィー…。
全員強制参加とか聞いてねェ。」
『私も特にこだわりはないので
きっと余ったやつになると思います。』
話題を変えるように適当に会話をしていればいつの間にか学校に到着する。