第2章 セーラー服の…その下(♡)
「…上手にイけたな。」
『…ハァッ…ハァッ…とむら…くん…っ。』
心地良い気怠さに瞳をトロン…としたまま、まだ肩で息をする私の頭を弔くんの大きな手で撫でられる。
「ちょっと休むか?」
『…ううん…っ。大丈夫…。』
「…なら、シャワー浴びて身体さっぱりしてこい。
下着とかは洗濯して乾燥機に掛けて
おいてやるから」
『…ありがとう、弔くん。
じゃあシャワーお借りするね』
乱されたセーラー服の胸元をキュッと両手で隠すように握りながら少し小走りで脱衣所へと向かう。
ガラガラ…と引き戸を閉めるとふぅー…。と深く息を吐く。
セーラー服を脱いでいき、綺麗に畳んでラック棚の邪魔にならない所へ置かしてもらうとバスルームへと入る。
すぐに熱いシャワーを浴びるとホッ…とする。
そしてボディーソープを借りてゆっくりと撫でるように身体を洗っていると、ふと触れた自分のソコがまだヌルヌルとしていて…。
その感触にまた顔をカアァ…、と赤らめると先程の行為を想い出してしまい…。
『(私…っ、弔くんと…///
あんなえっちな事…知らない…っ。でも…)』
『………気持ちよかった…ッ。』
自分の無意識に呟いた言葉にバッ、と両手で口を塞ぐと目の前にある鏡に真っ赤な顔をした自分が映っていて、さらに恥ずかしくなってしまって赤面する。
『ゎ…私、なに言って…ッ!!』
でも弔くんのあの綺麗な紅い瞳が真っ直ぐ私を見つめていて、普段なら感じられないような色っぽい表情で…低くて甘い声で囁きながら私を優しく触れる大きいけれど少し体温の低い手の感触とか…想い出せば想い出すほど、今まで感じた事のないような弔くんの表情に胸をドキドキとトキめかせてしまう…。
でもでも…ちょっとえっちな弔くん…カッコよかったなぁ…っ。
って私はまた何を考えてるの!!///
フルフルフル!!と何度も頭を横に振ると、今度こそ考えるのをやめて手早く身体を洗いシャワーを浴びた。