第2章 セーラー服の…その下（♡）

知りたいような…知りたくないような…矛盾した気持ちがモヤモヤと俺の中で渦巻く。


『ン…っない…触ってない…っ。』


の言葉に柄にもなく、ﾎ…ッと内心息を吐く。


「…じゃあ、俺がはじめて？」

『んぅっ…けど…っ。』

「…けど、何？」

『下着…見られ…ちゃった…。』

「はァ？…ンだよ、それ。腹立つ…っ。」

『ご…ごめんなさい…っ。とむらくん…。』


ﾎ…ッと安心したのも束の間で、下着を見られたと言うの言葉にまたｲﾗｲﾗすると小さく呟けば、さらに瞳を潤ませて謝る。


「…誰にでもすぐ触れさせて恥ずかしいトコロを
　見せちまう悪ーいチャンには
　お仕置きが必要みてェーだなァ？」

『ふぇ…っ、お仕置き？』


別にに対してｲﾗｲﾗしている訳じゃない。
でも、鈍感でお天然のには少し意地悪をして解らせる必要がある。

目尻に溜まる涙を優しく親指で拭いながら、瞳を細めて少し意地悪を言ってやれば、何のことかわかってないようにｷｮﾄﾝ、とする。

そんなにお構いなくセーラー服の紅いスカーフのリボンをｼｭﾙﾘ…、と解いて抜き取り、前ボタンをﾌﾟﾁ、ﾌﾟﾁ、と上から一つずつ外していく。


『はぁ…っ…だめ、とむらくん…っ。
　見えちゃうよぉ…。』

少しずつ俺の手で肌けさせられていくセーラー服を見て、恥ずかしそうに瞳を潤ませ、頬を赤らめて熱い吐息を漏らす少し色っぽい表情のに俺自身も熱くなってくる…。


「だめじゃない…お仕置き、つっただろ？
　の可愛くて恥ずかしいトコロ…
　俺にも見せて？」

セーラー服を乱されていくの姿に熱の籠った瞳で見つめながら甘く囁くように意地悪な言葉を言えば、どこか期待したような瞳で見つめ返してくる。


そんなの顔を見るともう止まらなくて…っ。


ボタンを全て外すとﾊﾟｻ…、とセーラー服の前を開くように肌けさせる。
レースのキャミソールの下では可愛らしいレースの中に窮屈そうに寄せられた大きな谷間。

すげェーエロい…っ。

初めて見るソノ柔らかそうな谷間だけでも破壊力があるがその先も見たくてレースのキャミソールの裾をｸﾞッと上へ捲り上げる。