第2章 セーラー服の…その下(♡)
『ん…っ、くすぐったい…。
なんのことかわかんないよぉ…っ。』
俺の息が首筋にかかると鼻にかかったような甘い声を出しながらくすぐったそうに身を捩る。
そんな声出すな…。
普段じゃ聞けねェの甘い声、行動、一つ一つが可愛くて…エロくて我慢できなくなる。
「…付き合ってもねェ男に触らせンなよ。
だからは隙だらけなんだよ…。」
迫が付けた紅い痕が見えると気に食わなくて、の白くて柔らかな首筋に唇を寄せると今度はセーラー服の襟では隠れきれないトコロをヂュ…ッ、とキツく吸い上げる。
「…は色白だから紅いのが目立つなァ。」
新しくできた俺の紅い印を見て満足気に微笑む。
『ゃあ…っ、これ…おまじない?
迫先生が言ってた…っ。」
「はァ?…おまじない?
何教えてンだ…あの変態教師。」
『弔くんも悪いオオカミさんに
ならないようにって…、
迫先生がおまじないしてくれたの…っ。』
「俺も…って、どーいう意味だ?
…ってか、俺と電話してた時…
まだ迫と一緒に居ただろ?
…アイツとナニ、シてたんだよ…っ。」
『ぇっ…な、何もしてない…よぉ…っ。』
おいおいおい…おまじないって何だよ。
俺も悪いオオカミさんにならないようにって…どういうコトだよ…っ。
キスマーク付けられてるくらいだ…それに電話の時ののアノ声…そーいうコト、シてたんだろ…。
それに俺の言葉に顔を真っ赤に染めてオドオドと目を泳がして言葉に詰まるの様子がその証拠だ。
「嘘が下手くそ。バレバレ。
…そんな赤い顔になるようなコト、
迫とシてたの?」
の大きな瞳を射抜くように真っ直ぐ見つめて言えば、もう一度の首筋に唇を寄せると迫が付けた紅い痕の上から上書きするように強く吸い上げる。