第2章 セーラー服の…その下(♡)
『んっ…ぁ…だいじょうぶ…っ。』
いやいや…大丈夫じゃねェだろ。
そんなエロい声出して…。
まさか…迫とナニかやってンのか?
「…、もしかしてまだ…迫と一緒?」
のエロい声を聞いて、迫とイケナイコトをしている想像が頭の中で巡ると思わず確認してしまった。
『ううん、一人…。
ちょうど終わって今から学校出るところ…っ。』
俺の問いかけにどこか歯切れの悪そうな返事をするの声を聞けば、が嘘ついてるのがすぐにわかった。
「…ふーん。まァ、イイや…。
それよりも早く俺ン家に来いよ?
待ってるから…っ。」
ほんと、嘘がヘタクソでバレバレ…。
今、ここで問い正してもしょうがねェと思った俺は適当にその会話を流す。
『うん!…すぐに行くね!』
「…おぅ、気を付けて来いよ。」
『はぁーい、じゃあ…また後でね。』
俺が深追いしなければ安心したのか、いつもの明るいの喋り方になる。
それから会話が終わると通話終了のボタンをタップして電話を切る。
まぁ、迫とナニしてたかは後でゆっくり、じっくり問い正せばイイか…と思い直すと、またスピナーとゲームを進める。
それから数十分後、スマホが小さく音を鳴らすとから今から電車に乗ると連絡が入った。
それにスタンプを一つ押して返すとすぐに既読が付く。
それを確認するとスマホをポイ、とベッドの上に放り投げるとまたゲームに集中する。