第3章 光を求めて
さて、警戒をとくにはどうしたらいいものか...。
とりあえず彼女がこのままでは風邪をひいてしまうな。
そう思い、ダイニングにいるであろう悟に声をかける。
夏油「悟〜!すまないがバスタオルを探してきてくれ」
すると少し遠くからブツブツと声が聞こえてきた。
五条「あぁ?なんで俺がこんな事しなきゃいけないんだよ」
(なんだかんだやってくれているではないか笑)
悟が探してきてくれたバスタオルを少女にかけてやる。
夏油「私達は君を虐めに来たわけじゃない。助けに来たんだ、名前を教えてくれるかい?」
そう優しく諭してやれば少女は考える素振りをした後にゆっくりと口を開いた。
「夏梨...苗字はわかんない...です...」