第3章 光を求めて
夢主side―
あ、死ぬ...。
そう思った瞬間ドアがけ破られる音と共に2人の男が入ってきた。
そのうち変な前髪の男が化け物に手をかざし、黒い玉にしてしまった。
やばい、頬けている場合では無い。
知らない人、しかも男ときた。何をされるか分からない。きっとお母さんにされた時より酷いことをしてくるに決まっている。
恐怖で震える体を両手で抱きしめ、精一杯睨みつけ威嚇する。
五条「チッ、めんどくせぇな、てかコレてめぇがやったのか?」
なんなんだ、この変なグラサン男は、高圧的で怖い。
夏油「はぁ...。悟、ここは私に任せて、補助監督に連絡を入れてくれ。」
五条「わーったよ...」
グラサンの男は携帯を片手に風呂場を後にした。
夏油「やぁ、初めまして、私は夏油傑だ。君の名前は?」
胡散臭い笑顔だ。絶対信じてなんかやるものか。
夏油「おやおや、困ったな。相当訳アリのようだ」