• テキストサイズ

【呪術廻戦】紺碧に沈む

第2章 海の底から


酸素が吸え、意識が覚醒しだした頃にまた水の中に押さえ込まれる。

何度も何度もその繰り返し。

もうやだ。私が何をしたって言うのだろうか。

嫌だ、辛い、苦しい、痛い、怖い

お母さんなんて...

お母さんなんて...









―死んじゃえ―

すると浴槽の水が空中に浮き上がり多数のしずくを作る。

そのどれもが鋭い針のように形を変え、母を貫いた。


あはは...

「あはははははっ!!!!!!!」

やってしまった!ついに...!ついにやってしまった!

何故か分からないが笑いが止まらない。

すると母の遺体から化け物が生まれている?

醜い醜い化け物だ。母の内面をそのまま型どったようで、

あぁ、これが母なのだと実感する。

やっと自由になれると思ったのに。私は母から逃げ出せない
/ 49ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp