• テキストサイズ

【呪術廻戦】紺碧に沈む

第4章 酸素を求めて


夢主side―

あれから前髪とグラサンに知らないところに連れてこられた。

ここは東京都呪術高等専門学校と言うところらしい。

そこでボブヘアの可愛らしい?女性が出迎えてくれた。

その人はタバコを吸っていた。
怖いな、あれをまた押し付けられるのだろうか?

付いてこなければ良かった。

前髪の後ろに隠れながら様子を伺う。

私とあまり歳は変わらなさそうなのになんだろうかこの差は...。

つやつやの髪や痣ひとつ無い肌が恨めしい。

まぁこんなの八つ当たりなのだけれど...。

家入「おー、その子が例の?」

夏油「怪我が酷いんだ、できるだけ綺麗に直してあげれるかい?」

家入「ははっ任せてよ〜、誰だと思ってんの?」

夏油「それと彼女の前でタバコは辞めてくれ」

家入「はぁ?なんで?」

夏油「治療する時に見ればわかるよ」

家入「ふーん」

そう言いながら不思議そうにその人はタバコの火を消した。

ひとまず大丈夫そうかな...。火傷の心配はなさそう。

そこから3人に治療室?と呼ばれて居るところに連れていかれた。

家入「なに突っ立ってんの?野郎は出てけ」

五条「あ?なんでだよ」

夏油「はぁ...悟、デリカシーってものが無さすぎないかい?」

そう言い合いをしながらグラサン男を前髪が連れて外に出ていってしまった。

やばい。非常にまずい。知らない女と2人きり、何かされるに違いない。

隠れないと...。

家入「あ、ちょっと」

ダッシュでドアから逃げようとしたところ、首根っこを捕まれ難なく捕えられる。

やばいやばいやばい。あぶら汗が止まらない。

うぅ、こんな時にあの前髪はどこに行ったんだ。連れてきたくせに無責任すぎる。

半強制的に椅子に座らされる。

家入「んじゃ、そのバスタオル脱いで」

...。

家入「はぁ...。何があったか知んないけど、私は危害を加えるつもりは無い。なんなら綺麗にしてあげるって言ってるんだけど?」

綺麗に...。彼女のような痣1つない体に本当になれるのだろうか?

大人しく従って見る...?

家入「ほら、バスタオル」

早く脱げと催促される。大人しくバスタオルを取り払うと彼女は一瞬硬直した後、少し納得したような顔をした。
/ 49ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp