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患者で幼馴染【恋と深空】

第1章 幼い頃の記憶



「それは無理なお願いだなぁ」

「君も楽しまなきゃ損だよ。ほらっこうやってさ」
と言う声と共に力づくで引っ張られるシャツ
ボタンが弾けて糸がちぎれる音が聞こえる

ヒヤリとした胸元に頭がどんどん冷えていく
「やっ マヒル兄ちゃん いたっ」
と抵抗をするも強く握りしめられる腕

「はい暴れなーい これも邪魔だし脱ごっか?」
そうキャミソールを示すと何処から出て来たのかカッターで切り込みを入れる

「いやっ やめっ(んん““」
「ちょっと静かにしよーか あんまり騒がれるとめんどーなんだよね」
口を塞がれる
「んんっっ”“(ガリっ」
「いってぇこいつ噛みやがった」
パンっと頬を打たれる
「たくよー。大人しくしておけばいい思いさせてやるからよ。」

「やだ....」
「あっ?聞こえねーよ。」
「いやぁああああ」
ゆらりと私の瞳が光る
突如としてEvolが暴走する

突風と共に押さえつけていた男が1人飛ばされる
「おいっ なんの冗談だよこれ」
「し、知らねぇよ」
「お前一体何した」
と触られた瞬間
「触らないで!」
と相手が再び吹き飛ばされる
声に共鳴する様に建物のガラスが割れる

動揺の声が辺りから混沌の渦の様にザワザワと聞こえる
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