第4章 側に居たい
そんな爆弾発言をされかぁっと顔が赤くなる
「レイ、まさか最初から起きてたとかじゃないよね?」
そう疑いの目を向けるとふっと鼻で笑い
「どうだろうな」
といい鼻を摘まれる
「いひゃい」
そう抗議すると
「とりあえず最初から起きていたかどうかアレだがお前が私を好きと言ったことは私は忘れないぞ」
そうじっと見つめられる
そんな空気感に耐えられずサッと目を逸らす
「シャワー浴びてくる!」
そう良い逃げるように脱衣所に逃げ込んだ
シャワーを浴びようとしていたので結果としては問題ないのだがレイがあの告白を覚えていたとなると話は別だ。
シャワーを頭から浴びながらどのようにしてこの空間から逃げるのかを考え続ける。
しばらくするとガチャと扉が開きレイが入ってくる
「レ、レイ!?」
慌てて身体を隠すも
限りある空間では逃げきれない
「なんで入ってきて...」
「ここは私の家だ。いつ入ろうと私も勝手だろう」
そう言われ納得せざるを得ない
「...私、先に上がるね」
そう良い横をすり抜けようとするも腕をつかまれ阻まれる