第4章 側に居たい
隠したくても腕を掴まれた今隠しきれず身体をレイの前で曝け出す
先ほどの忘れていないという言葉はいったいどういう意味なのだろう
期待しても良いのか
そんな気持ちが過ぎる
恥ずかしい気持ちと嬉しいような気持ちとレイがどう考えているのかわからない気持ちが心の中でぐるぐると回る
複雑なこの感情をシャワーの音が落ち着かせようと肌を打つ
「レイ、離して」
そういい抵抗しようとすると壁に押し付けられる
「レイ!?」
そう訴えると
「私から...,私からいなくなるな」
そう言われてキスをされる
何かを訴えるような熱くて蕩けそうでどこか優しいキス
シャワーで暖かくなった身体がますます燃え上がり乳首はピンっと立ち上がる
唇だけを合わせるその行為に酔いしれる
「レイ...んっ、レイ......はっ..ん...」
とキスの合間に縋るように声が漏れる
期待してしまいたくなってしまう気持ちに流されても良いかなと思う自分がいた