第2章 診察と質問
子供からスッと離れ距離を取りワンダラーの注意を引く
「今よ!!早くっ」
その合図の子供が逃げ出す
いくら走ったとても子供の足ではたかが知れている少しでも長く注意を惹きつけないと
本当はあの子に気が付かないのが一番いいけど最後まで上手く行くかどうか...
そんな考え事をしていたからかワンダラーの突発的な変化に対応できなかった
気づいた時には時すでに遅く先程よりも大きなダメージを受ける
腕を流れる血にだらりと落ちる腕
体を遠くまで飛ばされ体が軋む様に痛い
「こんな場所でまだ終われない」そう立ち上がり攻撃を続けるも思った以上に失血量が多いのか弾が当たらなく目が眩む
結構限界かも...あの子は逃げれたみたい。
応援はまだ来ない。
やばっ弾切れ
そう思ってい玉を交換しようとするも血で手が滑る
くっそこんな時にと思っていると目の前にはワンダラーが迫っていた
ヤバい飛ばされる
反射的に目を瞑った瞬間冷たい冷気が流れてくる
目を開けるとレイと氷漬けにされたワンダラーの姿