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ネジを弛めたサドルに跨がる瞬間【弱虫ペダル】

第10章 君のセカンドステージ【巻島*裏】


こういうのが好きなんだ。なんて口にしたら怒るかな。
深く入れたまま、出し入れではなくぐりぐり掻き回すような動きを続けた。まぁ、これはこれで悪くはない。から溢れる蜜が音を立てて聴覚を刺激する。髪の毛の隙間から揺れる胸が見えて、またこれもなかなかいいアングルだ。

「んっ…ゆうっくん…きもちい?」
「あぁ…顔みせてくれたらもっといいナ」
「あ、んっ…はぁっ」
「っ…可愛すぎショ…」
「ん…ふぁっ…!やっ、だめっ」
「止めんなよ」
「やっ、あっ、んはぁっ」

もっともっと乱れたらいいのに。ただひたすらに自分の欲求を満たそうと、俺の事なんてこれっぽっちも考えられなくなるくらい、淫乱になったを見てみたい。
そんな僅かな願望を叶えるべくというか。の下半身で小さく主張した粒に指を置くと、その刺激が強かったのかつい腰を引いたようだった。けれどそんなの許すつもりもなくて、片手で腰を掴んでさっきまで動いていたように揺らす。
声がいっそう大きくなった。気持ちよくないわけがない。何度か此処でイかせた事がある。指先にこりこりと当たる感触がするにつれての脚が震え出す。

「あっ、んぁっ、も、だめっ」
「イっていいよ」
「やだ、やっ、一緒にっ、あぁっ、だめぇっ」

もう少しかな、ってところで下から強く突いてやると、呆気なく達したようだった。一緒にだなんて可愛い言葉、誰に教えてもらったんだろな。その願望は叶えてやれなかったけど、その後脱力したを抱き締めながら、少し遅れて自分も果てた。
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