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ネジを弛めたサドルに跨がる瞬間【弱虫ペダル】

第10章 君のセカンドステージ【巻島*裏】


いつからこんなエロくなったんだろうな。見られるのも触られるのもあんなに拒否していたのに。
でも自分がそう開発したのだと思うと堪らなく愛しくて、を腹に跨ぐよう誘導した。自分で言ったくせして余計恥ずかしくなったのかだんだん目が潤んできたけれど、この責任だけはとってもらはなきゃいけないと、軽く微笑んでやった。

「自分で入れて?」
「うぅ…」
「そんな顔したって進まないショ?やめるか?」

恥ずかしすぎて怒っているのか、唇を立ててむくれたような顔で固まる。が動いてくれるという期待があるからまだいいが、あまりそうされてると流石に下半身も萎えてしまう。
持って、当てて、腰を下ろせばいい。そう説明するのもなんだけど、おかげでようやくの手が動いた。おずおずといきり立つそれに触れて腰を浮かせる。先端に温かさを感じて腰のあたりがピリピリしたのと同時に腰を下ろしはじめ、その痺れが持続される。

「んっ…はぁっ」

押し広げていく感覚は一回戦の後だからかそれほどきつさを感じない。だけどには羞恥心も混ざってかなかなか進めることができず半分程で息をつく。俯いているせいで長い髪が邪魔して顔が見えなくて、そっとそれを耳にかけてやると、見ないでと言いたげに更に俯いた。

「そう焦らすなよ」
「焦らしてなんかっ、ぁんっ!」
「ほら、入った」
「ズルいっ…ん…」
「ゆっくりでいいよ」

それこそゆるゆるとした動きで、でもは精一杯なのもわかる。俺の胸元に手をついて自分なりに俺を気持ちよくさせようとしてるつもりなんだろうけどそれじゃダメだ。俺はあくまでに気持ち良くなってほしい。

「自分がいいように動いてみな」
「や、恥ずかしっ…」
「今更っショ。が気持ち良ければ俺も気持ちいいから」
「んっ…あっ…ん」
「はっ…」











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