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ネジを弛めたサドルに跨がる瞬間【弱虫ペダル】

第10章 君のセカンドステージ【巻島*裏】


情事後の虚脱感というのは男も女も同じなのだろうか。答えはイエスなんだろう。
疲れきったのか、すぐに眠ってしまったを抱き締める。彼女の気遣いが嬉しくてたまらない。こんな無防備な姿で、こんな疲れてしまうまで頑張ったなんて、にしてはよくやった。いや、彼女だから頑張ってくれたのか。いや、彼女だからこれだけの事で舞い上がれるのか。

惚れた弱味ってのはまさにこのことで、願望なんていくらでもあるけれど叶わなくたって好きな事にかわりない。
ただ、次、もし、またこんな流れになった時には、もっと乱れてくれてもいいんだよ。

fin.
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