第7章 隠しきれない君の、 【荒北＊裏】

「ハッ…ナァ、直接」

言えばいう事をきく。ほんの少し下着をずらして先端だけが頭を出すと、汗だか先走り汁だかわからない滑りがの手を滑りやすくした。初めての行為だというのにあまりにも気持ちよく上手な気がするのは、俺の我慢が足りないからか本当に上手なだけなのか。
扱くような動きはせずに、ただ先端を包んで撫でてるだけだというのに徐々に登り詰めてゆく。あまりやられすぎるとカッコ悪いから指に力を入れると手が止まった。

お互いゆるゆるとした動きに物足りなさを感じながらもこの状況下というシチュエーションが更に興奮させた。
腰を浮かせてから引き抜いた手で下着を下げて、先端にしか触れない手を掴んで握らせた。下からゆっくり、絞り出すように動かすことを教えてまたの中へ指を戻す。さっきよりも絶頂を促す動きに息があがる。

「んはぁっ…」

指を２本に増やしながら、親指でクリを撫でた。腰に掛けられた脚に力が入る。さすがに声が漏れてしまうらしく、俺の胸元に顔を押し当てた。震えてしまう腰はどうにもならないらしい。今どんな顔してんだろ、と考えただけでもう絶頂はすぐそこまできてしまった。

「ワリｨッ…」
「えっ…ぁっ…!!」

情けねぇかな。まだ本番でもフェラでもないのにアレが脈うって射精した。咄嗟に引き抜いた手は先端をの手で包むようにしたのでなんとかの制服は汚さずに済んだ。と思う。小さな片手では収まりきらない精子が俺の手にまで溢れてきた。やっぱ情けねぇ。