第5章 大人の発散方法【ホムラ】R18
『…ん…ホムラ、可愛い…
───ねぇ、もしかして…あなたは拘束されるのが好きなのかな?
…………だっていつもより、あなた……
早くいっちゃったよね?
ねぇ………気持ち良かった?』
艶めかしい顔を一層上気させ、だがアリスは益々興奮し うっとりと微笑んでいる。
ホムラはまた直ぐに次の熱情が自身の内から湧き上がってくるのを感じていた。何となく 自分の新たな性癖に気付いてしまったような気さえする。
(ああ、
この子は何て 美しくも猥らなんだろう
こんなことをされたら
……この次だってきっと、僕は3分と耐えられる気がしないよ
────情けない事にね…)
と再びむくむくと膨れ上がる自信の局部を見下ろしながら 彼は胸裏でそう毒気付くのだった。
「はぁ、はぁ──…
アリー…君にこんな一面があったなんてね…」
『……ホムラ──…
もしかして…私に失望、した?』
「まさか
────僕がこんな事で君に失望すると思うのかい?
ただ少し、意外だっただけさ…
突拍子もないプレイで僕の尊厳は少しだけ、傷付けられたような気もするけど、ね……でも
───…確かにすごく 気持ちよかったよ…」
頬を染めながらも正直な言葉を最後小さく溢す。
まさか縛られることにこんなに興奮してしまうとは思わなかった。でも、手さえ動けば──…潤んだ瞳の彼女を強くこの手で抱き締めてあの柔らかい唇に濃厚なキスを落とせるのに とホムラは強くそう思った。
「良かった…縛られるの好きなんだね…じゃあ、もっと沢山
────…このまま気持ちよくしてあげる…』
「…えっ…
ちょ───ちょっと待って アリー
さ 流石に、僕は…今…っ、イッたばっかりだよ
────あ…っ!
なっ…────……っ」
『はぁ……だってほら、凄い…
────もうこんなにぱんぱんにして
…ちゅ…
…可愛いホムラ────…こんなになるまで………ずっとほっといてごめん、ん、むぐ、ちゅぽ
───好きだよ……ホム、ラ…むぐ…ちゅぼ…
今日は沢山、むご、こうして
──…あなたを気持ちよくしてあげるから──ね…?
ちゅぱ…ホムラぁ…ちゅ…好き…ん、好き…ちゅぼっ』
アリスのその熱い愛のアピールと激しい愛撫に、ホムラの欲はもうはち切れんばかりとなっていった。