第5章 大人の発散方法【ホムラ】R18
(僕を絶対に逃したくないんだね
ああ────…なんて、愛しい…人)
「言っておくけど君、
リモリアでこんな事したら…
────君はツミレに…されてしまうよ…
…く────…ン…ッ
こんな…っ、
拘束、まで…して─────ぁ…」
続け様に与えられる耐えがたい快楽にホムラが思わず身を捩れば、腕を拘束しているシーツが張り詰め ベッドの柱が微かな音を立て軋む。一方的に与えられる快楽にただ彼は身体をしならせ 彼女の好きなように弄ばれるしか出来ないでいた。頬は上気し全身が熱を持ってくる。
『────大丈夫だよ、ホムラ
あなたが痛がるような事は、しない…ちゅ…っ、あなたの好きなことだけ、たくさん、してあげる…ん…、ほら、
ホムラの……
凄く、ちゅぱ──…硬く、なってきた
ちゅ…むぐ…っ
ねぇ…ん…
もしかして────…とっても…興奮、してくれてる?
おっきくて、ちゅ…
す、ごい…ちゅぱ…、
硬い…ん、
…気持ちいい?ホムラ……ちゅぱ……っ』
アリスが喋りながら愛撫してくるせいで、くすぐったさと強い刺激が交互にやって来てホムラを恍惚とさせる。その上彼女の柔い掌が彼の太腿と睾丸を何度も弄るものだから、ホムラは一気に高みへと追いやられていくのだった。室内にはベッドの柱の軋む音と、アリスが口淫する卑猥な水音だけが響いている。
「はぁ…っ──…ぁ…っ、
これで興奮するなって方が
────…無理な、相談だよ…っ
……あ──っ、
────まっ待って!そこ、は…っ
アリー……だ ダメ────…っ!!
────ぁ……っ!!
────ちょ…激、し…っ、んっ、ぁ…っ!!
だ、ダ、メだって、言ってる…の、に…っ
君、は…………、
あっ────ぁ…ッ
ヤバ、ぃ……気、持ちぃ………っ
────っ、も、、だめ……イ────…っ!!!!」
────ドピュッ
亀頭を一気に吸われたせいで、次の瞬間 あっさりとホムラはアリスの口の中に射精してしまった。我ながら──…と彼は自分の単純さに呆れてしまう。これは一体どんなシチュエーションなんだ、という思考の中 絶頂した身体が一気にぐったりと脱力してしまった。
アリスはそんなホムラの精液をごくりと飲み下す。