第4章 余裕なんてない ◆
gojo side
「な、言ったろ?俺ホントにマジで余裕ねぇの。夢主のこと好きすぎて、ちんこの制御も馬鹿になるぐらいなんだよ」
…俺の大大失態が、夢主の不安が消える要因になるのなら、全部チャラだ。
「……うん…っ!」
目をキラキラと輝かせながら頷いた夢主。分かってくれたみたいでよかったけどさぁ…なんか複雑。まぁかわいいからいいや。
「…続き、していい?」
そう問いかけると、夢主はこくりと頷いて反応してくれた。
指先を濡れたソコに当てて、焦らすようにやさしく撫でると、もっともっとと欲しがるように腰を動かした夢主。
「指、いれるよ?」
またこくりと頷いて反応してくれた。
夢主が好きなトコに中指を当てて、トントンと刺激する。
……ナカの収縮で指がぎゅーっと締められてやばい。ここに俺のちんこが入るんだよな。想像でまたイきそう。
舌を入れたキスをしながら、指を増やしていく。
「ン…ちゅ…っちゅ……」
「はぁ……は…ごじょ、く……」
目を潤ませた夢主に、耳元で囁かれる。
「……も、いいよ…?いれ…て……」
途切れ途切れに伝えてくれたその言葉に、全身の血管が破裂しそうになるぐらい熱くなったのが分かった。
「かわいすぎるってマジで……ッそろそろ抑え効かなくなるから…煽んないで」
飛びそうになる理性をなんとか堪えて、ゴムをつけた。