第9章 トム・リドル【秘密の部屋】
ジャスティンはハリーとアリアネに疑ったことに何度も謝りたおした。
そしてグリフィンドールは、ハリーとアリアネとロンがそれぞれ200点ずつもらったいたので寮対抗優勝杯を2年連続で獲得した。
マクゴナガルは学校からのお祝いとして、期末試験をキャンセルすることを告ればハーマイオニーは残念そうに肩を落とした。
ダンブルドアからはロックハートが学校に戻らないことを告げた。
「残念だ。せっかくあいつに馴染んできたところだったのに」
ロンはジャムドーナツを食べながら呟いた。
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しばらくして、ホグワーツ特急で家に帰る時となった。
ハリー、アリアネ、ロン、ハーマイオニー、フレッド、ジョージにジニーは1つのコンパートメントを独占しながら話していた。
爆発スナップをしたり、花火を付けたりと大いに魔法を使うことを許された時間を楽しむ。
そしてキングズ・クロエ駅に到着した時だった。
「ジニー。パーシーがなにかしてるのを君、見たよね。パーシーが誰にも言わないように口止めしたって、どんなこと?」
「あ、それ私も気になってたのよ。何だったの?」
「あぁ、あのこと」
ジニーはくすくすと笑う。
「あのね、パーシーにガールフレンドがいるの」
「「なんだって?」」
「あら、そうだったのね」
「レイブンクローの監督生、ペネロピー・クリアウォーターよ。パーシーは夏休みの間、ずっとこの人にお手紙を書いていたわけ。学校のあちこちで、2人でこっそり会ってたわ。ある日、2人が空っぽの教室でキスしてるところに、たまたまあたしが入っていったの。ペネロピーが、ほら、襲われた時、パーシーはとっても落ち込んでた。みんな、パーシーをならかったりしないわよね?」
ジニーは不安そうに聞いて、アリアネは『もちろんよ』と頷いて見せた。
「夢にも思わないさ」
「絶対しないよ」
ホグワーツ特急が停車すると、ハリーは羽根ペンと羊皮紙を取り出すと、何かを書いてからロンとハーマイオニーに渡した。
「これ、電話番号って言うんだ」
ハリーはアリアネとロンに説明する。
「君のパパに去年の夏休みに、電話の使い方を教えたから、パパが知ってるよ。ダーズリーのところに電話くれよ。オーケー?あと2ヶ月もダドリーしか話す相手がいないなんて。僕、耐えられない……」