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*双子な私*

第22章 蘇る過去


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大坪「5分休憩!」


トレーニングの後に部員に飲み物を配るのも仕事のうちだ。


そして1人の3年の先輩に渡そうとして


「お疲れ様です。」

先輩1「ありがとう!・・・チッ。」


え、今明らかに舌打ちしたような・・・


先輩は私の驚いた顔を見て

先輩1「へぇーそんな表情も出来るんだね・・・。」

「・・・。」

先輩1「ていうかさーちゃんって何でそんなに無感情なの?」

「・・・!」




先輩1「はっきり言ってうざいんだよねー。マネージャーだったら笑顔で部員を元気にしたりしないの?てめぇが暗かったらこっちまでモチベーション下がるっての。」笑


・・・言われてしまった。


いつか言われるときが来ると思ってた・・・

すると話を少し聞いていたお兄ちゃんが


高尾「先輩・・・いくらなんでも言い過ぎじゃないすか?」怒

珍しくお兄ちゃんは本気の目をした。

先輩1「高尾には関係ねーよ。」

と苛立ちながら言った。


するといつの間にか周りでざわめきが起こっていた。


宮地「おい何だこの騒ぎは・・・!」

高尾「宮地サン!この先輩が・・・。」

「いいの、お兄ちゃん。」

高尾「・・・?」



だってこの騒ぎの原因は私。

あの先輩が言ってることも事実だもんね。

「あの、宮地先輩、私用事思い出しちゃいましたー。今すぐに帰らせてもらいます。・・・お騒がせしました・・・ははは。」


すると私の身体は勝手に動き走り出していた。




******************


宮地「!?おい!!待てよ・・・っ!・・・木村、さっきのやつは!」

木村「・・・逃げた。他の部員が止めようとしたんだけどな・・・。」

宮地「チッ・・・俺はを連れ戻しに行く。その間にお前らは大坪を呼んで・・・。」

高尾「待ってください!」

宮地「あ”!?んだよ・・・!」

高尾「今言ってもの心を傷付けるだけです・・・!」
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