第19章 ガングロ野郎
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なんなの・・・人の胸見やがって。
私だって好きで貧相な訳じゃないし←
青峰「んじゃー暇もつぶれたことだしそろそろ行くわ、じゃーな、貧乳ちゃん。」
「・・・次あったら轢く。」←
火神「お前の方が落ちつけよ・・・。」
「あぁ、そうだね・・・じゃなくて火神!」
火神「な、なんだよ!いきなり大きい声出すなっつの。」
「足、ひどくなってるじゃん。」
火神「うっ・・・気付いてんのかよ。」
「はぁ・・・学校で必ずリコさんに伝えなよ?あとその足じゃまともに歩けないでしょ?送ってってあげる。」
火神「・・・は?」
「だーかーらー人が送ってってあげるって言ってんの。感謝しろ。」
火神「お、おう。」
「んで火神ん家どこ?」
火神「あー・・・そこの信号渡った先を右に曲がって直進して見えるマンションが俺の家。」
「分かった、じゃあ行くよ?」
そしてしょうがなく火神の手をつかんだ。
火神「っ!?おおおお前な、何してんだよ!」
「この方がいいでしょ?」
火神「いやいやいや、意味わかんねぇよ!」
「つべこべ言わなーい。歩け。」
火神「・・・~っ!分かったから!歩くから!」←
「よろしい。」
そして私と火神は歩き始めた。
なんか知らないけど火神の顔が赤い。
まぁいいや、どうでもいい←