第17章 お好み焼きっておいしいよね
そして私は一枚も払わずに済むっぽい
おごられるのは嬉しいけどちょっと気が引けるな・・・
あれ?そういえば私一言も火神と喋ってないような
そして火神の方を見てみる
すると元気にお好み焼きを頬張っていた。
火神「あ、高尾か。お前いたのかよ。」
「なにそれひどい。」
火神「食ってたから気付かなかっただけだ。」
「・・・ていうか紛らわしいんだけど。」
火神「あ?何がだよ。」
前から思ってたんだけどねー
「高尾っていうのが紛らわしい、お兄ちゃんとどっち言ってんのか分かんないだもん。」
火神「じゃあ俺はどうすりゃいいんだよ!」
「んーお兄ちゃんを下の名前で呼ぶか私を下の名前で呼ぶか、だけど。」
火神「誰があいつのことを下の名前なんかで呼ぶかよ気持ちわりぃ。」
高尾「ちょっ!ひどくね!?」
「じゃあどうすんの?」
火神「そ、そりゃあれだろ・・・。」
「は?」←
火神「し、下の名前で呼ぶんだよ!お前のこと・・・。」
「あっそ、なら呼べばいいじゃん。」
火神「軽い!」