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*双子な私*
第15章 IH予選
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その後更衣室では殺伐とした空気の中沈黙が続いていた。
誰一人口を開こうとはしない。
聞こえるのは涙を流して鼻をすする音
歯を喰いしばる音
それだけだった。
そして私は緑間がいないことに気付いた。
私はお兄ちゃんに聞こうとしたけど・・・
出来なかった。
初めて見た
お兄ちゃんのあんな顔
とても話しかけられる状態じゃなかった。
だから私は黙って更衣室を出て緑間を捜しにいった。
・・・外は雨が降っていた。
傘が必要かな。
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