第15章 IH予選
そして決勝
開始早々黒子君の視線誘導が発動され
秀徳の選手は驚きを隠せない・・・が。
「監督、お兄ちゃんのマークを・・・。」
監督「あぁ、わかっている。・・・高尾、11番のマークにつけ。」
そう
お兄ちゃんは鷹の目という特殊な目を持っている
それは黒子君の視線誘導の天敵
これから黒子君はうかつにパスを出せなくなる・・・
準決勝までは誠凛を応援してた。
でも今は敵どうし
だから・・・負けない。
しかし黒子君は加速するパスを使ってお兄ちゃんに対応してきた。
独りでのプレイに走っていった火神も落ち着きを取り戻していった。
緑間のシュートも火神にブロックをされて入れられない状態
・・・このままじゃ負けちゃう?
私は勝つようにと願うことしか出来なかった。
そしてその願いは叶わず・・・
負けてしまった。