第1章 標的1
「ボンゴレファミリー??」
「オレはボンゴレファミリーのボス・ボンゴレ9世の依頼で
おまえをマフィアのボスに教育するために日本へきた」
「(こいつの話ムチャクチャだな〜
でも''死ぬ気体験''しちゃったしな〜)」
「ボンゴレ9世は高齢ということもあり
ボスの座を10代目に引きわたすつもりだったんだ
だが10代目最有力のエンリコが抗争の中撃たれた」
そう言いながら
1枚の写真をピラッと出すリボーン
「ひいっ」
「若手NO.2のマッシーモは沈められ」
続けて2枚目をピラッと出す
「ギャア!!」
「秘蔵っ子のフェデリコはいつの間にか骨に」
留めにもう1枚の写真を出し
合計写真3枚の写真を見せて説明するリボーン
どれも生々しいものでツナ見ていられなかった
「いちいち見せなくっていいって!!」
「そんで10代目候補として残ったのが
お前だけなっちまったんだ」
「は〜!!!?
なんでそーなるんだよ!!」
「ボンゴレファミリーの初代ボスは
早々に引退し日本に渡ったんだ
それがツナのひいひいひいじいさんだ
つまりおまえはボンゴレファミリーの血を
うけつぐれっきとしたボス候補なんだ」
「何言ってんだよ
そんな話聞いたことねーぞ」
とんでもない真実に困惑するツナ
母親からは勿論、父親からだって
聞いた事がなかった内容だった
「心配すんな
オレが立派なマフィアのボスにしてやる」
「ちょ、ふざけんなよ!!
オレは絶対ならねーからな!!」
「んじゃあ寝るな
オレの眠りをさまたげると死ぬぞ
気をつけろよ」
「っ!!家にトラップをしかけるなよー!!
つーかオレのベッドで寝るな!!」
最後の最後まで人の話を聞かず、
人様の部屋に勝手にトラップを仕掛け自分の
眠りを妨げる事の無い様にしたリボーンと
話を聞いてくれない赤ん坊に
振り回さ続けて疲れ果てたツナは
最後まで最もな文句を言って眠りについた