第1章 標的1
「は…っ(なんてこった告白しちまったーっ
これじゃあ変態じゃねーか!!!!)」
「死ぬ気タイムは5分間だ
5分たつと正常に戻る」
額の炎が鎮火され正常に戻ったツナは
後悔と恥ずかしさで頭を抱える
いつの間にかツナの傍にいたリボーンは淡々と
凄く簡単にさっきの状態の説明をした
「!?…フガフガ…ふんっ」
鼻に違和感を覚えたツナは片穴を
指で押え鼻に力を入れふんっとすると…
「た…弾だ!!
やっぱ頭撃ちぬかれてたのかよ!!」
「ああ、この弾は死ぬ気弾
これで脳天を撃たれた物は1度死んでから
死ぬ気になって生き返る」
「え??」
「死ぬ気になる内容は
死んだ時後悔したことだ」
「こ…後悔してなかったら
どうなってたんだよ…」
「ん??オレは殺し屋だぞ」
「死んでたのー!!!?」
詳しく「死ぬ気タイム」の事を説明したリボーン
当然撃たれたという事は説明の通り
「後悔」をしていなければ死んでいたと言う
その事実に驚きを隠せなかった
- 綱吉家 -
「どーしてくれんだよ!!
もう街歩けないよ!!それに
笹川姉妹にあわす顔もない
告白する気なんてサラサラなかったのに〜!!」
「告白したくてもできなかっただけだろ??」
「う…うるさい!!」
そう言ってリボーンの頬を抓るツナたが
バキッと当たり前のようにやり返される
「オレそろそろ寝る」
「いって〜っ
バイクにひかれても平気だったのに」
「あん時は死ぬ気だったからな
死ぬ気っていうのは体中の安全装置を
とっぱらった状態なんだ
だからギリギリまで命をけずるかわりに
すごい力を発揮することができるんだぞ」
「あれは潜在能力だったのかー!!
…なんて素直に納得できるかよ!!
だいたい''死ぬ気弾''なんて聞いたことないし」
「死ぬ気弾はボンゴレファミリーに伝わる秘弾だ」
ノリツッコミを入れ弾の事を言うと
リボーンは弾について話し始めた
続けて聞いた事のないファミリーも