第4章 標的4
- 校長室 -
『「失礼しました」』
「はーよかった
退学にならなくて」
あの後校長室に呼ばれ、根津とグランドが
爆発するまで話をしていた先生の解任が
決定し無事3人は退学を免れた
「やだなぁ10代目
マジで心配してたんすか??」
『実を言うと私も少し心配してた』
「詠羽もかよ…そんな事
このオレが命にかえてもさせませんよ!!」
「っ!!…獄寺くん…」
『隼人…ありがとう』((ニコ
「っ…お、おう///」
詠羽も啖呵切った手前、引くに引けない
状況を作ってしまった張本人の為、
割とガチめな心配をしていたが獄寺の
一言に笑みを零すと獄寺は顔を赤らめた
「そう言えば詠羽ちゃん
獄寺くんが心配だからって
付いて行ったけど結局何してたの??」
「え、オレの心配??」
ツナは獄寺を追って行った詠羽の
「心配」と言う言葉が引っ掛かっていた
獄寺は獄寺で目をぱちくりしてキョトンとした
『あの後??
結論言うと何もしてないよ??
でもほら、隼人って危なっかしいでしょ??
ツナと戦ってた時だって危なかったし…』
「あー…」
「な、何かすまねぇ…」
『いやいいのいいの!!
勝手に心配してただけだもん』
詠羽が理由を話すとツナは納得するを得なかった
獄寺も何も言えなく、謝るしか出来なかった
「良かったな、たのもしい部下ができて」
「なっリボーン!!」
『や、さっきぶりだねリボーン』
「ちゃおっス」
「だからオレは部下とかいらないって!!
それに詠羽ちゃんは部下じゃないから!!
だいたい落ちこぼれ同士つるんでたら
京子ちゃんが引くだろ!?」
『え…??
何でここで京子…??』
「あっ…いや、それは…っ」
「あっそーだ」
『ん??どうしたの隼人』
ツナが京子に気があるというのを
詠羽は知らない為、焦ったが
ここで獄寺が1枚の紙を出してこう言った
「このガッコのテストってちょろいっスね」
『凄い隼人!!
満点しかないじゃん!!』
なんと獄寺は勉強ができた
「ツナも見習え」