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【REBORN】君の瞳に映るのは…(R18)

第1章 標的1



───

「冗談じゃないよ!!
っていうか何でついてくるんだよ!?
おまえ保育園は!?」

「殺し屋は保育園なんていかねーぞ」

「殺し屋ごっこはもーいいって!!…!!」((サッ

「??」

道を歩いているとツナは何かに気付き
一瞬にして道の死角に隠れた
その動きにリボーンは不思議に思ったが
直ぐにその動きに意味がある事を知る

『あれ??』

「どーしたの詠羽」

『あそこ見て、可愛い子いる』

「え…??きゃーっかわいいーっ」

「ちゃおっス」

前から歩いてきたのは笹川姉妹だった
その姉妹の妹、詠羽が先にリボーンの
存在に気付き姉の京子に教えると途端に
リボーンの傍に近寄り話しかけた

「(…!!)」

「ぼくどーしてスーツきてるの??」

「マフィアだからな」

「わあーかっこいいーっ」

『鍔に乗ってるカメレオンも可愛いねっ』

「(…この感じ…何処かで…)…相棒だぞ」

『相棒かー、可愛いっ』

「(な…!!あのクソガキいきなり
笹川姉妹に気に入られてるーっ)」

「がんばってね、バイバーイ」

『気を付けておうち帰るんだよー??』

「ちゃおちゃお…マフィア、モテモテ」

「んな!!」

「ツナあの姉妹の姉にほれてんだろ」

「おまえにカンケーないだろ!?」

「オレは読心術を習得してる」

「もういいから
オレのことはほっといてくれよ!!」

ことごとく確信をついてくる
リボーンに嫌気がさして服を掴むツナ
すると直ぐにリボーンはツナの手を掴んで捻りあげた

「いやだ」

「いででででギブ!!ギブ!!
(ちっくしょー…
オレはこんな赤ん坊にも勝てないのか…)」

「告白したのか??」

「するわけないだろ!!
笹川姉妹は我が校のアイドルだよ??
どーせオレなんか眼中にないよ
告白するだけムダだって」

「すげーなその負け犬体質」

「ほっとけよ」

「やっとオレの出番だな」

「ん??」

事実を言っただけなのにリボーンは
負け犬体質に感服したのか、むしろ
そういう場面を待っていたのか…
手元で何かを弄って出番だと言った

「死ね」

「は!?」

その一言を言われた時には
銃口を向けられていたツナ

「おもちゃだろ」

「いっぺん死んでこい」

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