第4章 標的4
- No side in 校長室 -
「貴様ら退学だーっ」
と、校長室で叫んでいるのは
勿論獄寺に襟を掴み上げられた根津である
「落ち着きたまえ根津君」
「これが落ちついていられるか!!
私に暴力をふるったのですぞ!!
連帯責任で沢田ともども即刻退学にすべきだ!!」
「(なんでオレまでー!?)」
余程嫌だったのだろう、
ツナも巻き込み事を大きくる根津
すると、校長室の扉を
控え目にコンコンとノックする音が聞こえた
「入り給え」
((ガチャリ
『失礼します』
「「詠羽ちゃん!?/詠羽!?」」
校長の許可がおり、扉を開ける
ノックした人物の正体は笹川妹であった
「笹川じゃないか、どうした??」
『姉から…先程あった事を聞いて来ました』
「ほう、それで??」
『…単刀直入に言います
退学を取り消して下さい』
「「!?」」
笹川妹はツナ達のクラスが騒がしいのが気になり
授業が終わった後直ぐに笹川姉の所に向かい
姉と花に話を聞き今に至っていた
「…」
『確かにツナは点数が
悪かったかもしれませんし
隼人が根津先生にした事も
許される様な事じゃ無いです』
「理解が早いじゃないか笹川…
なら分かっていて何故この2人を庇う??
あくまで仮定の話だが、
この2人を笹川が庇うとしよう
すると連帯責任で笹川も退学になるぞ??
何故なら庇う事d『お言葉ですが』…っ」
『ここは勉学だけじゃなく正しい事も
教えてくれるのが先生方の仕事では…??
勿論、それだけじゃないと思いますが』