第3章 標的3
リボーンの説明を聞いてから
目の前にいる獄寺の右に走って逃げるツナ
だが後ろから獄寺は着火させていた
ダイナマイトをツナに向けて投げる
「果てろ」
「うわぁーっ」
『ツナ…っ!!』
どう見てもピンチなツナを見ていられなく
身を乗り出そうとした瞬間、
リボーンに制服を捕まれ阻止された
「危ねぇから近づくんじゃねぇぞ」
『で、でも…っ』
「見守るのも大事だ」
『っ…』
そんな会話をしている間も
獄寺は次々とダイナマイトをツナに向けて投げ込み
ダイナマイトは地面に当たり爆発していく
ツナは間一髪で全てを避けていた
「どひゃああ!!」
『待ってツナ…っ!!そっちは!!』
「っ!!げ…行き止まり!!うそ!!」
ダイナマイトを避けていたツナ
だが、その方向にいち早く気付いた詠羽は
ツナに忠告しようとしたが時既に遅く
中庭の行き止まりに直面し、絶望した
「終わりだ」
「ぎゃあぁぁっ」
『っ…リボーン!!』
また獄寺はダイナマイトをツナに投げる
その光景を見ていた詠羽は
見ていられなくリボーンに訴えた
「しかたねぇな…死ぬ気で戦え」
「っ!!」
ズガンと音が響き、
死ぬ気弾がツナの額に撃ち込まれる
そして少しするとツナのお腹が膨れ上がり
死ぬ気タイムのツナが出てきた
「復活(リ・ボーン)!!!!
死ぬ気で消火活動!!!!」
『消火活動…って…後悔はそこなの…??』
「火を消せば爆発しないからな」
『なるほど…』
詠羽はてっきり獄寺と
戦うのかと思っていたらしく少し拍子抜けした
「消す!!!!」
「!!」
「消す消す消す消す消す消す消す消す!!!!」
「なっ…2倍ボム!!」
次々とダイナマイトの火を素手で消していくツナ
それを見て獄寺は驚きさっきの倍の
ダイナマイトをツナに向けて投げ込んだ
「消す消す消す消す消す消す消す消す!!!!」
「っ…3倍ボム…しまっ」
悔しさからか3倍のダイナマイトを手にした獄寺
だが流石に持ちきれなく、1個落としてしまった
その1個を落とした拍子に次々と
ダイナマイトを落としてしまう獄寺