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【REBORN】君の瞳に映るのは…(R18)

第3章 標的3



「あっぶねーっ
ヘタしたら半殺しになるところだったぜ…」

『もー…話しかけようかと思ったら
また運悪くそうなっちゃうんだから…』

「う、詠羽ちゃん!?」

逃げ隠れて直ぐに詠羽がツナに話しかける

『やっはろ!!
リボーンは一緒じゃないんだね??』

「そんな毎回いられたらオレが困るよ…」

『それもそうか』((クスクス

「目に余るやわさだぜ」

「っ!?き…君は転入生の…!!」

『転入生…??』

他愛もない話をしていると何処からか
声が聞こえ、その声に聞き覚えがあるツナは
ビクッと体を揺らした
違うクラスである詠羽はその正体を
知らない為ツナに問いかける

「あ、うん…オレのクラスに来た転入生…」

『あー、女子が騒いでた人だね…』

「そ、それじゃこれで…」

「おまえみたいなカスをボンゴレ10代目に
しちまったらボンゴレファミリーも終わりだな」

『…』((ピクリ

「え!?なんでファミリーのことを??」

獄寺は意味深な事を言って挑発してきたが
その挑発の言葉に詠羽が少し揺れ動く

「オレはおまえを認めねぇ
10代目にふさわしいのはこのオレだ!!」

「なっ!?なんなんだよ急に!!
そ…そんなこと言われたって…」

「球技大会から観察していたが
貴様のような軟弱な奴をこれ以上
見ていても時間のムダだ」

「バレー見てたの!?」

「目障りだ、ここで果てろ」

「んなぁ!?バ!!爆弾!?」

「あばよ」

何処からかダイナマイトを取り出し
吸っていた煙草の火を使い、着火させる獄寺
そしてそれをポイッと投げ捨てた

「え!?うわっ!!ひっうぎゃああ」

『ツナっ危ない!!』

咄嗟に詠羽はツナの前に出て
庇おうとした時ズキュウウウと音が聞こえ
ダイナマイトの火が消えていた

「ちっ」

「ちゃおっス」

「っ!!リボーン!!」

『流石殺し屋(ヒットマン)だねっ
助けてくれてありがとう、リボーン』((ニコ

「詠羽の身に何かあったら
オレがある意味立ち直れなくなるからな」((ボソ

『…??なんか言った??』

詠羽はリボーンにお礼を言う
すると彼は何かをボソっと呟いたが
彼女の耳には届かなかった

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