• テキストサイズ

【REBORN】君の瞳に映るのは…(R18)

第3章 標的3



- 某中学校in1-A -

今日このクラスに
新しいクラスメートが1人、増える

「イタリアに留学していた
転入生の獄寺隼人だ」

獄寺隼人…
彼の容姿は銀髪に前髪はセンターで
分けられ後ろ髪は下に向けてツンケンしている
そして何より目付きが悪い

「(イタリアっていうとリボーンの故郷と一緒か…)」

なんて呑気な事を考えていたツナ
すると周囲の女子がヒソヒソとし始めた

「ちょ…かっこよくない〜??」

「帰国子女よ!!」

「(ふう〜ん
女子ってああいうのがいいんだ〜)」

と、またもや呑気に思っていたが
急にツナはとある事に気付く

「はっ!!京子ちゃん!!」

「…」((ニコニコ

京子の様子を見る為にクルッと振り返るツナ
そんな京子の表情はニコニコだ

「(うわー、
こころなしかニコニコにみえるーっ
ちっくしょー感じわりーなー
あの転入生…)…!!」

「…」((ギロッ

「な!!なんだよ〜!?」((ビクッ

何か視線を感じてその方を見ると
獄寺隼人に睨まれていた
そんなツナは萎縮する

担任が獄寺隼人の席を伝えようと話し出すが
彼は担任の言葉を無視し真っ直ぐツナの方に
ズンズンと近付いてきた

「(い"っ!?)」

((ガッ

「でっ!!」

こっちに向かってきたと思ったら
ツナの机に膝をぶつけ後ろに歩いていった

「(なにすんだよっ
目があっただけじゃないか)」

「ツナの知り合いか??」

「知らないよ!!」

「ありゃ絶対不良だな」

あからさまにツナ目掛けての攻撃だった為
男子たちはツナに可能性のある事を言ったが
彼自身あのインパクトのある人物に
心当たりがない

一方では不良だろうとなんだろうと
女子はファンクラブを密かに結成しようとしていた

───

昼休みに入りツナは1人廊下をブラついていた

「ちぇ、なんだよあの転入生は
あーゆーノリついていけないよな〜」

((ドンッ

「おー、いて
骨折しちまったかも」

「フヒヒ」

「(んげ〜っ3年の不良だー!!)
ごめんなさい!!ごめんなさい!!
本っ当にすみません!!」

3年の不良に運悪く肩がぶつかったツナは
何かされる前に謝りながら素早く
彼らから離れ、中庭の影に隠れた

/ 41ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp